maminismさんからの寄稿です。
保育園へ
元職場の保育園へ行ってきました。
もうすぐ発表会らしく、総練習を観てきました。
職場へ行くのは辞めて以来。8か月ぶり。
駐車場へ着くと、働いてた時のことを思い出して、ちょっぴりどきどきしました。緊張感かよみがえりました。
ホールに入って、最初の発表は年長。
去年、私が入っていたクラスの子どもたち。
子どもたちがホールに入ってきて、愕然。
よくよく知ってる子たちのはずなのに、みんな初めて見る子のような気がして、こんな子いたっけ?あれ?あれ?あれ?。。。という感じ。
あんなに変な感覚になったのは初めて。
たった8か月なのに。
。。いや、私が思っている以上に、8か月という時間は長かったのかもしれない。
その間、私自身色々あったので、すっかり仕事から意識が離れてしまってたんだろうなと、今になって思う。
働いていた時の脳ミソを呼び出してくるのに、意外と時間がかかってしまって、ちょっと焦った。
年長の歌を聴きながら、少しずつ当時の記憶がよみがえってきて、ようやく現実の世界に戻れたような感覚だった。見知らぬ子どもたちの顔が、少しずつ、見慣れた顔に変化していった。不思議な感覚だった。
8か月で、みんな随分背が伸びて、落ち着いて、大きくなっていた。
これまた不思議なもので、会っていない間にぐんと伸びた子はなんとなくわかる。
目に留まるというか、印象に残る。
たぶん、8か月前と、今との違いが大きいために、私の中に良い意味での違和感を与えてくれるんだと思う。
そして、その違和感が、私を感動させてくれる。
子どもたちの成長が、胸にぐっとくる。
でも、変わってないところもあって、そこにも胸が熱くなる。
変わってないことへの安心感みたいな。
その子らしさを感じられる懐かしさみたいな。
子どもたちが、私を見つけて、何とも言えない表情をする。
恥ずかしさと、緊張と、驚きと、嬉しさが混ざったような。
そして、歌ったり、セリフを言ったりしながら、期待を込めた目で、じっと私を見つめてくれる。大きな瞳の、まんまるい目で。
それは、「見てほしい」っていう、メッセージ。
頑張ってる姿をしっかり見てほしいって。
自信に満ちたその目に、私も一生懸命応えた。
「しっかり見てるよぉっ!」って。
子どもたちの、そんなまっすぐな目が見られる。こんな幸せなことはない。
そう、みんなちゃんと自信を持って、発表できてるんだということがわかる。
ああ、みんなちゃんと大きくなってる。
お兄さん、お姉さんになってるんだなーと実感。うれしかった。
私が担当していた子は、私を見つけると、何度も手を振ってアピールしてくれ、
発表が終わる度に「がんばったでしょ。」と、誉めてもらいに私の所へ来てくれた。
その姿が可愛くて、嬉しくて、ウルウル。
それから先生方も、一生懸命仕事をされていた。懐かしい、この緊張感とバタバタ感。
頑張っている人を見るのは、やっぱりいい。
元気をもらって、私も頑張らなきゃ!!と思える。
仕事を辞めたことを、後悔しないように、
子どもたちや先生方に負けないように、私も頑張るぞ!!
と、改めて誓った日になりました。