一応、農学部出身の私ですが、林学ですし、近年は「もやしもん」の影響が大きいかも。高校生の時にあったら、醸造学科を目指して、浪人したろうなぁ。
以下の記事を読んでみて。連続で二つ。
- 極貧やニートにとっては、米は高くて食えなくなっているという現実 | 大石哲之のノマド研究所
- [社会][食]日本人が米を大事にするのは信仰や宗教とも関係ありますが(メインの内容とは関係ないか)。けっこう、断定的な書き方だから、ブコメは炎上しているかな。
- 貧乏人は米を食え。 - 貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法-bobcoffeeの麦食指南
- [はてな][食]なるへそ。確かに、茹でたお湯は捨てるものなぁ。ニートの人が米食ってないという実体は知らないけど。
一つ目の記事を読んで、わりとモヤモヤが分からないで、こめったのですが、二つ目の記事で、モヤモヤの一因が分かりました。スパゲティも、けっこう手間がかかるような。茹で汁でスープとか作るのかな。
選択肢としての安いTPP米。
最初の記事にある。
そもそも、貧乏なひとは米くってない。
が、本当にそうなのかは分からんですが、炊く手間や、炊飯器の有無が問題になるなら、安い米が入ってきても、買わないのでは…と思ったりしました。
私はできたら、日本の米を食べたい方ですが、安いモノがあったら、それはそれでいいかな?と。例えば、定食屋が安くなるとか。いっとき、レストランのメニューも生産国表示とかの流れがあった気がしますが、今、どうなっているのだろう?
でも、大手になるほど、安い理由が外国米じゃあだめな気がするけど…。
食料自給率。
のことを考えてみると、一品目でも、米だけでも100%を越しとくことは大事なんじゃないかな、と。安さ、高さだけじゃなくて、もしも、海外からの食料輸入とか封鎖された日には…。
全然、育たないモノじゃないなら、国土で作った食料はキープしておくのに間違いないかな、とも。
信仰。
以下は、Wikiからの引用です。
日本文化においては、単なる食糧品にとどまらず、古神道や神道における稲作信仰に起因する霊的価値を有する穀物である。地鎮祭や上棟式、農林水産の職業的神事、また日本各地の祭りで、御神酒や塩等とならび供物として奉納される。
米 - Wikipedia
最初の記事の以下の部分が、気になってました。
ベトナムの農村部ですら、米なんて有り余っているので、大量に炊いて、あまれば捨てます。
ベトナムはベトナムの話ですし、今の日本の他の人のことは知らないですが、「なんか分からんけど米は捨てられない」という感覚があります。炊いた後に、ややこしくなって、ややこしい状態になって「これは、どぶろくの寸前では?ややこしい」と思った時も、食べたりしましたし。
実際、米に対する考えがどのようになっていて、最近の若い人は、米に対してなんても思ってなくて、量とか、安い、高い…という観点だけで語られたとしたら…何かが失われた気がして、こめっちゃうな、と思った訳です。
もちろん、あくまで食べ物なので、どんな風に考えても、自由ですが。まぁ、仮に外国の安いお米が入ってきたとしても、同じように大事にすべきなんでしょうけど。