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少年ジャンプ2016年新連載&打ち切りマンガのおすすめを振り返ろう。

おすすめを振り返ろう。

もりもりはっぴー。私です。ジャンプも、次号で年内最終号ですが、2016年の新連載マンガを振り返ります。

打ち切りになったマンガも多いですが、こち亀、ブリーチ、ニセコイ、トリコが最終回になった激動の2016年に、面白い作品がたくさん出ております。

ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)2016年10号より連載中。

いわゆるハーレム系お色気ラブコメ。ニセコイの後釜のような印象があるけど、一条楽ほど、全方位にフラグを立てている感じが少ない。

主人公のことを好きなキャラは多いけど、幽霊の幽奈さんが正規ルートと思っているキャラも多い。

正直、すぐに打ち切りになるだろう…と思っていたけど、ど定番すぎるお色気と同時に、けっこう真面目に恋愛要素を描いているところが、好感触。

作画が完全にフルデジタルである部分も特筆すべき点です。

鬼滅の刃(吾峠呼世晴)2016年11年より連載中。

2016年のジャンプ出世作の一つ。正直言うと、かなり面白いけど、その面白さを言葉にするのが難しい。私は、ハンターハンターのミームを継承している…と思ってますが、他の人がどう思っているか分からない。

話の内容的に、暗くなりそうなところを、コメディっぽい描写を織り交ぜながら、時々、びびるぐらいにエグい表現も来る。そして、キャラクターの感情など、とても泣ける。

私が、20年以上読んできたジャンプですが、その経験とは別のところで、心に届くマンガだと思います。

吾峠呼世晴先生は、読切時代から面白かった。

そのうち短編集などが出るかもしれないですが、初掲載の「文殊史郎兄弟」は、震えるほど面白かったです。

ジャンプNEXT!の新人さんのセンターカラー枠に間違いがないように思えてきました。吾峠呼世晴先生のデビュー読切です。タイトルの通り兄弟の話です。これは全くの個人の感想ですが、ハンターハンターを彷彿とさせ、面白さを上手く継承した上で、吾峠先生の作風も出ているのだと思いました。

文殊史郎兄弟(吾峠呼世晴)感想ネタバレ注意!すごい面白い…殺し屋と復讐とストーリーが良い…ジャンプNEXT!(ネクスト)2014Vol.2ジャンプ感想13

編集部がゲタを履かせることなく、良い掲載位置をキープしているので、

BORUTO -ボルト-(池本幹雄:作画×岸本斉史:原作×小太刀右京:2016年23年。

NARUTOの続編。池本幹雄先生は、NARUTOでアシスタントをされていた方。人気漫画の続編が月1で掲載されるという新しいケースが誕生。

アニメや映画の人気が継続しているからでしょうねえ。

たくあんとバツの日常閻魔帳(井谷賢太郎)2016年24号から2016年44号の連載。

井谷賢太郎先生は、銀魂の元アシスタント。残念ながら全3巻で打ち切りで終了してますが、物語は完結しているので、安心して読めるでしょう。

ぬらりひょんの孫が終了してから、妖怪枠からヒット作は出てませんが、銀魂的なシモネタや、お色気シーンもあって、楽しいです。

悪意、秩序、混沌など、難しいテーマを描かれたところも、好印象。

約束のネバーランド(出水ぽすか:作画×白井カイウ:原作)2016年35号より連載中。

2016年ジャンプ出世頭の一つ。出水ぽすか先生は、コミックス1巻と同時に、画集を発売され、個展も開かれたそうで、何者なんだ!?と思ってましたが、知人に聞くと、もともと有名な方だったようです。

正直なところ、むっちゃくちゃ面白いです。ジャンプのヒット作は、第1話が死ぬほど面白い…という持論があるのですが、それに合致しまくってます。

週刊連載で読んでいる人は、共感してもらえるかもしれないですが、かなりベタな部分もありつつ、読み終わってすぐに「来週が気になる」マンガです。

増刊号などの読切などで、見たことあるような設定だけど、連載にはならないよな…みたいな印象があるのですが、箱庭的世界観で、どこまで続くんだ!?どうなったら最終回なんだ!?と、とても、気になるマンガです。

おそらく、魔人探偵脳噛ネウロ、暗殺教室などと同じで、2巻完結、10巻完結くらいのストーリーが用意されてそうです。20巻続く話のボリュームは、想像できませんが、果たして?

ラブラッシュ!(山本亮平)2016年38号から50号の連載。

残念ながら、打ち切り作品。遺伝子的にモテまくる主人公が、人間以外の天使とか、サキュバスとかからモテまくる、真面目なラブコメ漫画。

おそらく、いろんな異種族が出て来るところで話数が増える予定だったと思われますが、完結の内容は決まっていたのじゃないか?と。

お色気要素とか、ドタバタコメディですが、メインストーリーは、超真面目です。全2巻ですから、時々、読み返すとか、いいのじゃないかなぁ。

レッドスプライト(屋宜知宏)2016年39号から52号の連載。

コミックスが出てないので、前作のアイアンナイトを紹介。

一言で言うと、同じ打ち切り作品であっても、「アイアンナイト」のが好きだったなぁ…という感じです(´;ω;`)。

雷髄人間という電気を発生できる改造人間が、発電のために虐げられているという、ものすごい設定だったのですが、残念ながら、未完で終了。

読み切り版に出ていた設定などは、本編で未登場。そもそも雷髄とは何なのか?とか、散り散りになった主人公の仲間の話とか、描かれてないことが多いので、コミックスで触れられてたらいいけどなあ(´;ω;`)。

歪のアマルガム(石山諒)2016年45号から連載中。

コミックスが未発売なので、前作の「三ツ首コンドル」を紹介。

妖怪枠に含まれる作品でしょうか。読み切り版の設定を継承しつつ、新キャラなども追加されてます。

真面目な話をすると、すでに打ち切りフラグが立っているようにも思えます。

非日常に投げ込まれた主人公が、再び日常に戻るのを目指す…というのが、メインストーリーですが、制作サイドが、かなり、モメているのじゃないか?と思えます。

青春兵器ナンバーワン(長谷川智広)2016年46号から連載中。

コミックス未発売なので前作の「恋のキューピッド焼野原塵」を紹介。

オレは好き。前作に比べると、かなりマイナーチェンジがされていて、読者の間口は広がっている気がします。作家性などを殺さず、ギャグがマイルドでわかりやすくなっている感じです。

ただ、現在のギャグ作品が、斉木楠雄のサイ難、磯部磯兵衛物語、左門くんはサモナー…と、かなり鉄壁なので、同じ枠内で人気を獲得するのは、かなり難しいでしょう。

ただ、オレは好き。

デモンズプラン(岡本喜道)2016年51号から連載中。

悪魔の力を持つ人間同士が、バトルする異能バトル漫画です。第1話の中盤くらいまでは、すげー新しいマンガが始まった!と思ったのですが、蠱毒的に能力者同士が戦いあう、わりと普通なバトル漫画でした。

打ち切りサバイバル的に考えると、すでに他の新連載から抜きんでる必要はあると思うのですが、あと数話のうちに、読者が食いつく新要素がでないと、キビしいものがあるのじゃないか?と思えます。

特殊な状況下にいる主人公の感情に、どこまで読者が共感できるか?が大事だと思います。

オレゴラッソ(馬上鷹将)2016年52号連載中。

ジャンプ新連載の鬼門テーマ。スポーツ、サッカー、テコンドーに3つとも挑んだ作品。大人ジャンパー(大人のジャンプ読者)は、どんな顔で新連載を読んだのであろうか???

飛び抜けた個人技よりも、戦略性が問われる現代サッカーにおいて、もう一度、ファンタジスタを目指す…みたいなテーマ。スポーツ漫画の難しいところは、テーマの現代性が、必ずしも読者の共感を呼ぶか…?という部分にあると思います。

他の新連載との兼ね合いもありますが、最初の練習試合、最初の公式戦で最終回…というルートもあるかもしれません。

2016年総評。

ゆらぎ荘、鬼滅、ネバーランドは、続きそうです。長期連載が数作品終了した中で、新連載4作品の中で打ち切りサバイバルが続く…という状況が続いていると思います。

連載経験者は、ジャンプ+や、別雑誌で連載を開始されてたりします。パワフルな新連載が現れるまで、この状況は続きそうに思えますね。