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親が死ぬ絵本は業界のタブーらしい。

はじめに。

話題の以下のエントリを読みました。

topisyu.hatenablog.com

私は、著者がワイドスクランブルに出演されてたのを偶然見ていて、作者の意図を肉声で聞いちゃったので、絵本の内容に関しては割りと肯定的です。

テレビの内容で、興味深かったのは「絵本業界のタブー」に関することでした。

親が死ぬ絵本は業界のタブーらしい。

「ねないこだれだ」みたいに、最終的に子どもが死ぬ話が今はOKなのか知らんですが、「親が死ぬ」はタブーらしいです。

そのへんふれた元エントリの反応は以下のような感じでしょうか。

【36万部のベストセラー】親を死なせて親のありがたみを分からせる親向けの絵本『ママがおばけになっちゃった』【全国学校図書館協議会選定図書】 - 斗比主閲子の姑日記

要注意作家だな・・・下手すると子供がトラウマになる表現も世の中にあっていいと思う派だけど、これは死別の本質は捉えてなくて薄いと思う。お母さん方の承認欲求が満たされるのかな?

2016/06/05 12:27

【36万部のベストセラー】親を死なせて親のありがたみを分からせる親向けの絵本『ママがおばけになっちゃった』【全国学校図書館協議会選定図書】 - 斗比主閲子の姑日記

子供に自分の存在を再確認させようとする、依存的な感性に感じる。愛というより執着。

2016/06/05 13:49

【36万部のベストセラー】親を死なせて親のありがたみを分からせる親向けの絵本『ママがおばけになっちゃった』【全国学校図書館協議会選定図書】 - 斗比主閲子の姑日記

アマゾンのレビューで子供が感動して泣いてたみたいなのがあったけど、それ感動ではなく不安とか恐怖じゃないのか、とは思った。

2016/06/05 14:54

思ったほど「親の死」に関する言及はなかったです。

ちなみに父親が出てこない理由は、ハンターハンターや、僕だけがいない街みたいに「父親がいない方がストーリー展開がやりやすい」的な理由だった気がしますが、忘れました。

現代的な感覚で言えば、母親が死んだ後は、父親が育児に奮闘しつつ、母親の幽霊も一緒にいるとかでしょうかねえ。

ちなみにタブーに関しては、出版にいたる過程で議論され、あえてタブーをやぶった作品のようです。私は、その狙いや、著者の言葉にそこそこ共感したのですが、引用したブコメや、Amazonのレビュー読むと、やはりタブーなんだろうな、と思いました。

絵本じゃあなくても、「親の死」を意識すること、「死の本質」に向き合うことは、子どもにやってくると思うのですが、どのようなタイミングで、どのような機会が望ましいのでしょうねえ。

私は、あえてタブーをおかしてでも、伝えようとした著者の気持ちに共感しました。テレビを見た直後にAmazon見るとレビューが「今テレビで見たんですけど!」って感じで荒れまくってたのは、良い思い出(´;ω;`)。

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