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ようこそ、わが家へ最終回10話感想&あらすじネタバレ注意・本当に強い人とはどんな人なのか、優しい人とはどんな人なのか。少し苦みが残る最高のハッピーエンド!最後の犯人は…。

ようこそ、わが家へ最終話感想&あらすじ

言ったもん勝ちやったもん勝ちの今の世の中で本当に強い人とはどんな人なのか、本当に優しい人とはどんな人なのか。少し苦みが残るような最高のハッピーエンド!最後の犯人は…

※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。


「黒い感情に付き動かされてしまった、愚かな私自身の物語である。いえ、愚かな私が倉田健太に救われた物語である。」

明日香(沢尻エリカ)は名無しさんの正体に少しだけ早く気づいてしまいました。

登場人物

ナカノ電子部品、3千万の損失という一大事件が幕を閉じます。

総務部部長で倉田家の大黒柱・太一(寺尾聰)は出向から銀行に戻ることになると決まり、最後の戦いに悔いのないよう腰を据えて挑みます。勿論後方支援は総務部の西沢摂子(山口紗弥加)で、健太(相葉雅紀(嵐))と一緒に突き止めた配送課の平田課長の嫌がらせを脅しのネタにし、真瀬(竹中直人)営業部長の指示で販売先と異なる会社に商品を配送した証言をとろうと社長室で問い詰めます。しかし平田は中々答えず、そうこうする内に真瀬が社長室にやってきます。真瀬は摂子を押しが強くて邪魔だと思い「部下がおもりをしなきゃいけない程おたくの上司は頼りないとでも言うのか」と摂子を社長室から追い出し、太一に証拠はあるのかと強気に問い詰めはじめます。確かな証拠がない太一は押され気味になり一気に形成が逆転、しかししばらくして摂子が社長室に戻って来て一枚のFAXが届いたと報告します。総務部高橋が前回の汚名挽回と新潟半導体へ直接出向き、相模ドリルから新潟半導体が直接ドリルを購入した書類を入手したのでした。ここまでハッキリした書類が出てしまうと真瀬も弁解の余地はありません。

「あなたは不正をおこなってきたんだ、謝るべきです。西沢さんに。銀行を怨むのはあなたの勝手ですですが私の部下は関係ない。誤ってください、私の部下に。」

初めて怒りを露わに真瀬を攻めるような発言をした太一、ここで部下を立てられる上司なんて世の中に存在するのでしょうか。摂子は想いが溢れ、目からぽろぽろ涙を流し太一を驚いたような表情で見つめます。そんな摂子に、真瀬は無言で深々と頭を下げるのでした。

余談・補足ですが、真瀬はナカノ電子部品に入社する前に数人の仲間とシイタ電気という会社を立ち上げて倒産していました。負債は設立メンバーで背負うことになり、真瀬は両親の家を担保としていましたが両親の家を売る訳にもいかず借金して返済にあてていたようです。その為お金にこだわりがあったのですが、倒産し不渡りを起したイーグル生命の社長はシイタ電気設立時の仲間が立ち上げた会社で、今回その関係を利用し3千万を騙し取っていたのでした。

ナカノ電子部品の社長も、不況の時に支えてくれていた真瀬の裏切りに今回ばかりは打ちのめされましたが、3千万は無事相模ドリルより返金されたため温情より刑事告訴は行いませんでした。そして、太一に自分が間違っていたと謝罪し、このまま会社に残って欲しいと伝えます。しかし、太一は摂子の方が優秀だから総務部長に迎え入れるべきだという理由で辞退するのでした。

「サラリーマン人生の中で、君はもっとも優秀な部下だった。」
「誠心誠意善処いたします。」

最後の二人のやり取りは互いを尊敬していて感動しました、でも、これだけ誠実で他人想い、そして他人を正当に評価ができ、そして意思が強く責任感があり柔軟な姿勢が取れるできた上司は存在しません!と声高らかに言いたくなりました(笑)

あらすじ。

妹・七菜の静岡の地元のTV局で最終面接、TV局には友人・万里江(足立梨花)のリベンジポルノの件と、万里江が逮捕された時の記事などが送られてきていました。それは事実ですか、と面接感に確認される七菜は臆することなく「事実です」と応えます。面接官が「こんなことはこれ以上お聞きしませんので安心してください」と事実の確認だけでその質問を終えようとした時、七菜は「こんなことじゃありません。私にとってはかけがえのない経験です。」と事件を通じて改めて家族を見直した事、家族に感謝していることを面接官に話しました。

父・太一の「余計な事には首をつっこむな」主義家族を危険な目に合わせない為、うっかり者の母・珪子(南果歩)はどんな事があってもいつも笑顔でいてくれたから事件があっても家族全員後ろ向きにならずに頑張る事ができた、そして、気弱で頼りにならない兄・健太でも話を聞いてもらうだけでどれだけ救われていたか気づくことができた。そして、健太が逃げずに戦って家族を守ってくれたから就職活動を続けることができていている。

「兄は最高のヒーローです。」

私も、家族の中で一番しっかりしているのは七菜だと思っていましたが、七菜は「全く逆でした」と話します。みんなが七菜の事をしっかり守ってくれていたから七菜が今この場所にいられる、家族への感謝の気持ちに溢れていました。倉田家の父も母も兄も、本当に素敵な父であり母であり兄だなぁ、と誰もが思い羨む家族だと思います。

七菜の内定が無事確定しました。

前回、健太(相葉雅紀(嵐))が見つけ出した名無しさんが胸元にしていたMAという文字のペンダントのデッサンを警察に持ち込みます。そんな折、再び倉田家FAXが届きます。

「楽しいお宅でした さようなら 何もしなければ何もおきない」

まるで健太たちがまだ犯人捜しを続けていることを知っているような文面、もしやと思い円タウンの事務所に盗聴器が仕掛けられていないか調べてみると、案の定、盗聴器を1個発見しました。事務所はあまり戸締りをきちんとしていないので誰でも侵入できます。盗聴器はそのまま事務所に設置し健太たちが会話しているように見せかける為に会話を録音したテープを流した状態で、事務所の周辺で盗聴している筈の名無しを探します。健太は近所のCAFEで名無しを発見、前に座り話かけると、またまた名無しは健太を突き飛ばして逃亡します。

逃亡した名無しさんを明日香が尾行する作戦で、健太と明日香は名無しさんのマンションを突き止めました。健太が名無しさんに声をかけます。

「どちら様でしょうか、人違いじゃないですか」

完全にとぼけたかと思われるも、「それは元々あなたの家族に問題があったんじゃないですか。周囲の人が勝手に模倣犯になって、犯人はさぞかし楽しかったでしょうね。」と自供するような発言をしたかと思えば、「証拠はあるんでしょうか。」と開き直ります。健太は証拠として、子猫がポストに入れられた日犯人が近所で捨てた吸い殻を提示します。DNA鑑定すれば犯人かどうかがわかる。すると、名無しさんは吸い殻を取り上げ踏みつぶします。しかし、明日香が既に警察に証拠の吸い殻は提出してると言うと、手のひらを返したように謝罪する名無しさん。

「すみませんでした、ほんの出来心だったんです。慰謝料はいくらでもお支払しますから、警察には言わないでもらえませんか。些細ないたずらですから、大した罪にはなりません。示談金を受け取った方がいいんじゃないですか。」

健太はそれでも名無しさんを許しませんでした。逆上した名無しさんは健太に殴りかかろうとします。

「殴るんならどうぞ、あなたはもう名無しさんじゃないんです。それでも僕を殴れるんですか。今更殴られることぐらい怖くもなんともないですよ。名無しじゃなきゃ怖くて何もできないあなたに、僕は絶対負けませんから。」

名無しさんは逮捕され、無事事件は解決しましたが事件の真相は意外なところにありました。名無しこと元出版社の副編集長・アカサキ、彼は以前業界の交流会で明日香と名刺交換をしており、そこで明日香に一目ぼれし何度もメールで食事に誘っていたそうです。明日香は返信もせず、アカサキの顔も忘れていました。電車のホームで明日香を見かけたアカサキは、明日香に駆け寄る為電車に割り込み乗車しようとし健太に止められ、更に追い打ちをかけるように明日香に「謝るのか逃げるかどちらかしかないと思いますけど。」と言われプライドが傷ついたそうです。そして健太を尾行して人気のないところで暴行するつもりが、尾行している内に気が変わり嫌がらせをするようになったとのこと。そして、少し気になることが1点。アカサキが逮捕される前、アカサキの自転車のサドルが傷つけられており被害届を警察に提出していたとのこと。

明日香はアカサキ逮捕少し前に、この事件の原因は自分にあることに気付きました。そして、この最後の犯人になってしまったのです。健太はその事に気付き明日香に事実を確認します。明日香は倉田家に家族のように受け入れてもらえたことを嬉しく感じていました。それなのに、今回の事件の原因は自分にあったことに気付き罪悪感を感じ、アカサキに仕返しをしてしまったのです。

「私は倉田家の皆さんに一番嫌われることをしてしまいました。私もアカサキとおんなじです。卑怯者の名無しさんになったんです。」

泣きながら後悔する明日香に、健太は優しい言葉をかけるのでした。

「大丈夫ですよ、僕も家族もみんな明日香さんのこと大好きですから。」

最後に。

明日香がこの事件を書いた本は1冊だけ出版され、倉田家に渡されました。そして、明日香は出版祝いと倉田家に招き入れられ、再び足を踏み入れるのでした。

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感想の感想(ナカノ実験室)。

ふーむ…私は、月曜日は、ジャンプを読みまくる・ブログを更新しまくる関係で、月9は見てないのですが…感想を通して読むと、面白そうだった…。言って、21時からの一時間だから、休憩的に視聴するのも、良いのかも知れない。ガリレオの新シリーズとか、来ないかな…。