人気作家もガンガン打ち切る。それがジャンプクオリティ。
ガンズ・ブレイズ・ウエスト-GUN BLAZE WEST(和月伸宏)全3巻打ち切り最終回。
2001年02号から2001年35号の連載。打ち切り作品で有名ですね。当時、京都のセミプロ劇団もネタにしてました。ショウダウンという劇団。
結構好きだったのに打ち切られたショックと…るろうに剣心でヒットした作家も、普通に打ち切られるのだな…と戦慄した思い出。
打ち切りの要因は、最初のエピソードが主人公の修行(友情・努力・勝利のジャンプですが)で、結構、長い。銃を使う主人公だけど、「殺さず」は無理がある。熱い薬莢を相手に当てて、銃で殴るとかやっていた。
主人公の仲間にわかりやすい美形キャラがいなかった…こんな感じかな。でも、るろうに剣心からの、かけられていた期待が大きすぎたのだと思う。
西部劇マンガ!感想や思い出。
前作と題材をかぶらせないという意味での「西部劇」や、キャラなどがかぶらない配慮が、全て打ち切りに傾いた気がしますが、途中から出てきた能力・コンセントレーションワンとかは、結構好きでした。
また、今作に登場したキャラや、登場しなかったキャラは次作の「武装錬金」にリボーンされて、ジャンプ史上で10本の指に入る名キャラ(個人の感想です)であるパピヨンが生まれたことを考えると、カルマが深いです。
武装錬金も(一応)打ち切り作品ですが、ある一面において蝶野を超えるキャラって生まれてないと思います。
(武装錬金の感想になってしまった)
ブログ初登場の記述。
また、「ガンズ・ブレイズ・ウエスト」で打ち切られた和月先生は、武装錬金(これも打ち切られた訳ですが)では、最初のパピヨンとの対決で、連載終了出来るくらいまとまってました。その後、人気が安定しなくて打ち切られた訳ですが・・・。
週刊少年ジャンプ 2006年 09号 感想
ちなみに、この号は「大泥棒ポルタ」の最終回の号だったようです。