バオー来訪者(荒木飛呂彦)最終回は打ち切りじゃない!?
打ち切りの名作と言えば、バオー来訪者。だけど、ウィキペディアを読むと「打ち切りじゃなかった?」なんていう眠たいことが書かれてました。
だけど、別の記憶では、荒木飛呂彦先生は打ち切りとは思ってなかったけど、実質・打ち切りだったという話があったような…。「あと何回で終了です。」「はい、分かりました」。みたいな。
実際に、どういうストーリーが考案されていたかは分からないですが、橋沢育郎とスミレの逃避行。襲い掛かってくる刺客←。スミレ捕まる。ドレスに来訪。というストーリーなら、刺客の部分で、エピソード増やすのかな?と。
『来訪者』というのが、逃げて再び訪れるという意味なら、ラストは決まってたのじゃないかな?と。ただ、円満終了!!と思いがちですが、重要な伏線が未回収なので、ハッピーエンドなのか?と。もうちょっと続いたら、寄生虫バオーを駆除する話とかも出てきたのかも知れない。
感想や思い出。
『打ち切り』という概念が無い頃に読んで、当時は、伏線の未回収なんて観点もないので、ものすごくキレイに終わっているので、2巻で終了する話なんだな…と思ってました。今の新人漫画家さんは、ジャンプで新連載するにあたって、物語の構造分析をして、2巻でも名作打ち切りになって欲しいなあ。
余韻が残りまくりな最終回なので、主人公二人のその後に思いを馳せたものでした。また、体液で溶かす。細胞の微弱な電流を連結させて高電圧を発生させる。毛を飛ばす。コーヒーを沸騰させる(ウォーケン)。などなども、面白かったですね。
ただ、実質打ち切りだったと考えると、当時の読者に伝わらなかったのでしょうが…。ただ、全2巻でも、侮るなかれ。名作です。年に1回くらいは読みたくなります。
ステマ。
以下は、ブログで(たぶん)初めて書いていた「バオー」。
荒木飛呂彦先生の初期作品、「バオー来訪者」の影響が強いと思います。
武装錬金ピリオド感想(和月伸広:赤丸ジャンプ2006年冬号)
違う話題で書いておりました。
追記2021/11/19。
ジョジョは長くて読めないって人は、バオーを読んだらいいんじゃないかな?と。BTは、スピンオフ読切ありましたけど、バオーもスピンオフ作品を出すべきだと思う。
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