Dr.スランプ全18巻(アラレちゃん)の思い出。
全18巻。今のジャンプだと「打ち切りww」とか揶揄されそうな巻数です。
ジャンプで連載されていたモノを読んでいた訳じゃあなくて、父親か、兄が購入して家にあったのを読んでいた。コミックスの表紙とか、かなりクオリティーが高かったはずだけど、かなり最初に読んだマンガの一冊なので「そういうもの」だと思っていた。
基本的にギャグマンガで、バトルや、レース展開の話も多い。「シリーズ物の方がネームが楽」と作者が言えば、ドクターマシリト(鳥嶋編集)が「このシリーズはいつまで続くのだ?」と、作中でツッコム。今のジャンプでも、ギャグマンガのシリーズは、多くて4話、5話くらいだけど、1話完結が基本だったようだ。
鳥山明氏本人と、アシスタントさん一人で愛知で作画されていたのだから、すごい。ネームを描かないで、最初から下書きしながら、コマを割っていた…という方法論は、今のジャンプじゃあ無理なのかな…。
最終回・感想(ネタバレ注意)。
知らない人は少ないと思うけど、「最終回」を記念した内容。則巻千兵衛氏の大発明が披露されて、村人全員で見るという感じ。アニメでも、同じ回が最終回だったっけ…。
当時の読者が、どれくらい笑っていたかは分からないけど、毒気や、風刺ネタなどはなしに、今読んでもほんわか読めると思う。作品が色あせないのは、当時から、ど田舎として描かれていたからかな。
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