俺の中学校がテロリストに占拠されたのはどう考えてもテロリストが悪い!第78話。
正臣町の歴史を振り返るには、まずキセキの世代の声を聞かなければならない。その特性を考えれば、当然のことである。
「二人で恋ばな…。」
「ゆっくりというのは、たしかにそうかも。」
これは、正臣町の司祭が50年前に残した言葉だ。ただ、その声の意味は分からい。
「破壊するだけの毎日はつまらないか…。」
「本因坊吉丸君は、何が悪かったのか?」
「スポーツの基本だなー。死んだんごww」
ファーストブレイク!それは、正臣町の合言葉のようなモノだった。
チョコ団子だと!?」
貰ったのは、まさかの大八っつぁん。正臣町の始祖、大八政次郎の流れをくむものである。
「三回も出ているww。」
「マックスパワーやww。」
当時は、正臣町は非常に裕福で、毎日が芸者をあげてのどんちゃん騒ぎだったという。
「サブタイトルんご(沙*・ω・)。」
これが、最古の文献に残る言葉。当時の反映が伺える。現代でも、その影響は、正臣町には残っている。
「帰りたいんごww。」
「家族を…。守るのは大変んごだろうなー。」
これはテロリスト達の会話。なんJ語を使っているということは、やつらも正臣由来のモノなのか?水泡マサルは、そう考える。
「A組のみ生徒が結局、E組のみのが?」
また、別の場所では、八景マサコが、そのようなことを考えていた。もしかしたら、理事長の思惑か…。あるいは、先生の浅野政富め…。疑いだしたらキリがない。
「綺麗なひと皿んごですね。」
銀河マサ美の前に一人の男が現れた。なんJ語、この男もテロリストなのか…。
「す、素っ裸だなー。」
マサ美は、思わず呟いた。何が起こっているのか??