maminismさんからの寄稿です。
手を描き続けて。40枚目。
手を描き続けて、40枚。残り10枚。
いよいよカウントダウンだ。
少し、時間がかかりすぎているので、ペースアップしたいところだが、なかなか思うようには進まない。
30枚を越えたところから、ようやく画面を構成する、というところに意識がちゃんと向いてきた。
それまでは、画面の構成がやりきれていない作品が多かった。
例えば、背景は手を加えないで、手のみにフォーカスした作品や、
手を並べただけで、構成した気分になってしまっていたものなど。
なんとなくわかってはいたけど、背景まで考える余裕も、背景まで描き込む技術とエネルギーも乏しかったせいで、放置してしまっていた。
これは反省かな。
けれど、後半に入って、背景まできっちり描き込んだり、構成を考えながら手を描いたりが、最初の頃よりは容易にできるようになってきた。
これは、この課題をやり始める前には予想していなかったことだ。
手を動かすこと、手のモチーフを観ることに、身体が慣れてきたからだろうと思う。
構成ができるようになると、画面の表情が全く変わってくる。
表現のバリエーションがこんなにも増えるのかと、驚いた。
一方で、画面全体をバランスよく仕上げないといけないので、絵の出来は、手のみを描いていたときよりは雑な感じに見えるが。
これは、私の力量不足なので、仕方ないけど。
残り10枚は、より大切に、しっかり描き込んでいきたい。