maminismさんからの寄稿です。
手を描く
手を描き続けて、25枚。
ちょうど折り返し地点まできた。
20枚のところで、一通りの画材を使い切り、一通りのポーズを描き切った。という満足感がうまれた。
一区切り、という感じだった。
自分の手を観察し尽くした、といってしまうと、
いや、まだまだだと言わざるを得ないが、
同じポーズや、似たような表現の手が出始めてきたのが、この20~23枚あたりだ。
そこで、改めて課題の内容を確認すると、画面の構成も考えるように、と書いてあった。
これまでは、どちらかというと手に集中していて、構図はおざなりになっている傾向にあった。
そこで、後半は構図を重視しながら描き進めようと決めた。
私は、特定の物を単品で描くのはまずまずできるつもりでいるが、
背景まで描き込んだ絵や、デザインの要素が出てくる絵は、苦手意識が強い。
その理由を考えるなら、
一つは、今までの経験値が少ないから。
つまり、背景まで描き込んだ、完成度の高い絵を描いたことがあまりないのだ。
もう一つは、成功体験がないから。
描いたことが少ないなら、当たり前かもしれないが、
私はデッサン以外で、自分の絵の中で、気に入ったものが、今までほとんどない。
背景を上手く描くことができない。
特に絵の具などは配色や、塗り方などが難しく、そのため苦手意識が、強い。
この、自分の次なる課題へ向けて、後半は頑張っていきたい。